第52章 イケメンが台無し
いつの間にか泣き疲れて、二人で眠ってたのか朝になっていた
「……鶴丸さん、起きて」
「………んー」
「ねぇ、どこ触ってるの」
「……柔らかいな……」
「ちょっと、朝からやめて」
「夜なら良いんだな?」
鶴丸さんがそういうと同時に外から声がかかって反論できないでいた
「主、ご飯だから呼びに来たよ」
「わかった!支度したらすぐ行くね」
小夜に返事をして、まだ触ってる鶴丸さんをひっペがして起き上がった
「もう、鶴丸さん、やめてって」
「主が可愛くて仕方がないんだ」
「もうっ」
そんなやり取りをして、鶴丸さんと顔を洗って、身支度をして広間に向かった
席につくと光忠が来て私の前にお粥が置かれた
「1週間何も胃に入れてなかったから、とりあえずお粥作ってみたんだけど食べれそうかな?」
「ありがとう、お腹すいてるから食べれると思う」
「そうか、なら良かった。今日もゆっくり過ごすんだよ?無理は良くないからね」
「はーい」
光忠に返事をしてお粥を口に運ぶ
寒い朝の熱々のお粥はすごく美味しかった