• テキストサイズ

【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第50章 帰る



そして時は早く過ぎ夜になった

佳奈が寝かされている部屋には、全刀剣が集まって、今か今かと目が覚めるのを待っていた

初期刀である山姥切が佳奈のすぐ側で待機し、短刀達がその周りに集まっていた




主、主様、大将、主君、主殿、ぬしさま

遠くから私を呼ぶ声が聞こえる


過去の記憶に囚われて、縋り付き、心は苦しくて痛くて辛い

そこに差し伸べられるように優しい声が届く
その声に縋りついた

帰らなきゃ

みんなの居る所に、過去の記憶を清算して


だんだん意識がはっきりとしてきた
視界が白くボヤけてあと少しで目が開く
色んな声が聞こえる
心配してくれてるのかな
こんな私を心配してくれているなんて思って、烏滸がましいかな

ゆっくりと目が開く
ボヤけていてシルエットしか分からなかったけど、色んな刀剣達が視界に映り込んだ
/ 455ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp