第47章 分担
ひと通り役割分担をし、山姥切と三日月は審神者部屋へと赴いた
中へ入ると割と整頓されていたが、縫い物の道具などが所々に散らかっていて、終いにはクリスマスツリーがダンボールから見えていた
「主は何をしようとしていたんだ…三日月、なにか見つけたのか?」
「これは…俺の紋………主は一体、何を企んでいたのかまったく見当がつかんなぁ」
「主の手を見た時、所々に針で刺したような傷跡があったんだ、主は裁縫でもしていたのか?」
「目が覚めたら問いたださないとならぬな。それにこの木も気になる」
二人はそんな会話をしながら部屋の整頓をし、ほとんど終わっていた書類を確認し、新たに政府から来ていた書類に取り組むことにした
政府には審神者が倒れたと連絡を入れ、刀剣達だけで何とかするという連絡を入れた