第43章 ※見破っていた目
「大丈夫だ、痛くないだろ?あんたは頑張った」
「伽羅ちゃん、っ指、きもちいい」
「あぁ……ここにいる奴らはあんたに、痛いことはしない、出血なんてさせない、だから自分がいいように感じろ」
「うんっ、はぁ、あっ初めて、指こんなに、きもち、の」
「だろうな、俺の手首まで濡らしてくる」
2本に増やされギュッと指を締め付ける
「あ、っひっ指、ふえたぁ」
「気持ちいいか?」
「うっん、うん、きもちいいの」
Gスポットを撫で続けていた指はそこを沿って少しまだ引っかかってる奥へと入り込んだ
「ああっ!おく、だめっ、まだ」
「気持ちいいんだろ?」
「きもち、よくて、こわくなる」
「……俺ので気持ちよくなるか?」
伽羅ちゃんの言葉にあの時酷くされたことを思い出し、記憶がフラッシュバックする
「……指だけだから、安心しろ」
いつの間にか震えていたらしい私を抱きしめ耳元でそう言ってくれた
「ごめんっ、思い出しちゃって」
「仕方ない、悪かった。あんたは俺だけを感じてくれ」
そう言って愛撫を再開させた