• テキストサイズ

【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第42章 歓迎と戸惑い



「ここにいる奴らはアンタのこと嫌っていない。俺もその一人だ」

「…ありがと。元の世界に対して未練がましいよね。みんなの主であり審神者なんだから」

「そんなことはない、仕方の無いことだ。だが、過去に戻ってやり直したいという気持ちはあるか?」

「……ないって言えば嘘になる。でも、戻ったところで同じ選択すると思うし、今がよければ私はそれでいいと思う。終わりよければすべてよしって言うでしょ?でも、やり直したいって気持ちが芽生えたらその時はその時だよね」

「なんだそれは」

まんばちゃんはそう言って笑った

「主さーん!ボク達のところにおいでよ!」

少し離れたところから乱くんの声が聞こえた
顔を向けると乱ちゃんが酒瓶片手に手招きしている


「乱が呼んでる、行ってやれ」

「まんばちゃんは?」

「俺のことは気にするな」

そう言って、私の背中を押した
押された背中の温もりを感じて、飲まされる覚悟で粟田口が集まる席へ行って座る

「主様、これどうぞ」

「ありがとう」

意外と飲まされはせず、五虎退がご飯を盛りつけて渡してくれた
/ 455ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp