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【刀剣乱舞】もしも刀剣男士と生活したら R-18

第36章 依存



「光忠?ねぇ、どうしたの?」

「佳奈、なんで逃げるの?君はこの部屋から出れないんだよ」

「いや、光忠、いつもの光忠に戻って、おねがい」

「僕は至って普通だよ」

一歩一歩近づいてくる光忠に恐怖心しかなかった
壁に背中が当たり、それでも光忠はこっちへ向かってくる
屈まれて顔を持ち上げられた

「主……僕だけの主…んっ」

触れるだけのキスをされ、口をこじ開けられ舌が入ってきた

だめ
逃げなきゃ

頭で理解するも彼は逃げさせまいと強く強く抱きしめてきた

長いことキスをされ口が離れた

「可愛いね」

妖しく光る目が離せなくてじっと見つめるしかなかった
冷や汗が背中を伝って怖くてたまらない


「なんで、泣いてるの?僕が怖い?」

「っ」

こんなに恐怖を感じたことが無かったからか、いつの間にか泣いていたらしい

「ごめんね。泣かせるつもりはなかったんだ………もうやめるよ」

そう言うと光忠の服の色の黒一色の視界からパッと開けた
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