第35章 鍛刀と狡さ
広間へ行くとみんな徐々に集まってきていた
なかなか寝起きの働かない頭を回転させて、まずは部屋割りを決めた
いつの間にか皆集まってきていて、部屋割りを書いた紙をみんなが覗き込んでいた
「おっ!さすが主だな!」
獅子王がすごく嬉しそうにしていた
あんだけ部屋割りにたいして不満をぶつけてたから、いろいろ試行錯誤して喜んでくれて安心した
「よし、できました!今日からこの部屋割りでいくので、お願いしますね」
紙をみんなが見やすいところに置いて見てもらってからご飯を食べた
一旦部屋へ戻り太鼓鐘貞宗捜索第一部隊を考え、どうせならまだ来てない刀剣を探そうと思い第四部隊まで考えた
そして刀剣たちに部隊編成を伝え、出陣してもらった
今の近侍の光忠には一人で鍛刀するからと伝えた