第33章 夜と縁側にて
部屋を出て今度は光忠の元へ向かった
廊下を歩いていると縁側に座っている光忠を見つけた
「ごめんなさい、遅くなって」
「来てくれてありがとう」
「縁側に座ってるの初めて見た」
「そうかな?時々こうして物思いに耽ったりするんだ。明日は何の料理しようかなとかね」
物思いに耽るっていったから何だろと思ったら料理か!!
たしかに光忠の料理凄くおいしいけども、こうもギャップがありすぎて絶対初見の人わからないよ
最初の内番のセリフ聞くまで知らなかったし、想像もつかなかったよ
「まぁ、料理は当番制だからたまにだけど」
「なるほど………あ、話って何?」
「あぁ、話っていうのはそろそろ貞ちゃんとか鶴さんに会いたいなって思っていたんだよ。伽羅ちゃんと二人だけっていうのは全然問題ないけど…でも他の刀剣のグループ見てるとたまに羨ましいなって思うんだ」
「………鍛刀運もドロップ運もなくてほんっっとにごめんなさい。私が力不足だから………」
かなり罪悪感ヤバいよこれ
こりゃ明日から出陣と鍛刀三昧かな
第一部隊編成も考えないと………そういえば短刀の極?とか言うのも政府から連絡きてたんだっけ……
もう何から手をつけたらいいんだろ
レベリングもしなきゃだしもうやること多いしどうしたらいいんだろこれ