第32章 約束は守りましょう
それから席に戻ってご飯を食べてるとちょんちょんと背中をつつかれた
その方向を向くと小夜が立っていた
「主、約束……」
「ごめんなさい。ご飯食べたらしっかり行きます………」
「わかった」
小夜に寂しそうな顔させちゃった………
申し訳なくて小夜をつい抱きしめた
「ごめんなさい。本当はすぐに行こうとしたんです。本当に約束守れてないこんなのが主でごめんなさい………」
小夜を抱きしめながらそういうと周りが騒ぎ始めた
「ずるい!俺も主に抱き締められたい」
「いいな〜ボクも!」
「なら僕もです!」
「それなら僕もいいですよね?」
それを見ていた清光くんがまず騒ぎ始めて、乱くんがいつの間にか背中に抱きついてきて平野くんも空いているところに入り、そしたら鯰尾くんが抱きついてる全員を包容するように抱きついてきた
「ぼ、ぼくも!!」
「ぼくも、あるじさまをだきしめてあげます」
そしたら五虎退と今剣もきてギューギューになった
「主さん、愛されてますね」
「なんなら、少し圧死しそうな感じだけどなぁ」
土方組がそんなことを言ってるのが聞こえた