第32章 約束は守りましょう
みかんを食べ終わると同時に夜ご飯が運ばれてきた
私の所には光忠がご飯を運んできてくれた
「主、後で話があるんだ。部屋へ来て欲しい」
「うん、わかった。あ、でもその前に約束があるからそれからでもいいかな?」
そして光忠にの言葉に疑問に思いつつ。そう言って返事をしたら大丈夫といってくれた
いきなりどうしたんだろ
ま、あとで部屋行けばわかるしいいか
そういえば部屋割りのことみんな集まってるし言うしかないか
そう思ってこたつから出てみんなが見えそうな位置に私は移動した
ガヤガヤしていた広間が一瞬にして静かになった
え、なに、超気まづい
こういう静寂慣れてないからマジでやばい緊張してきた
みんなの視線が突き刺さって冷や汗が背中を伝った
手の先から冷たくなってくるのがわかる
とりあえずなんか言わなきゃ………
「えっと……今日も、お疲れ様でした……食事中に、すみません。えっと、あの、部屋割りについて、なんですけど、あの、明日、部屋割りを変えようと思ってて、その、みなさん、協力してもらっても良いですか?というより、協力、お願いしたいですっ」
言い切って頭を下げたら近くに誰か来たのがわかった
「主、頭をあげてください。主命とあらばこの俺、長谷部がいたしますので、なんなりと申してください」
「長谷部ばっかずるい!ボクも協力する!」
顔を上げると乱が目の前に来てそう言って手を握って来た
「これは主からの命令だ。異論はないな。あるならここで言ってもらう」
長谷部さんはほかの刀剣に向けてそう言っていた
結構、高圧的すぎません???