第29章 寒いのはしんどいけど嬉しいこともある
そして次に訪れた部屋は獅子王と同田貫さんと蜻蛉切さんと山伏さんという異色な部屋へきた
「……何やってるんですか?」
部屋の中を見るとなぜか同田貫さんと山伏さんが鉄アレイを持って筋トレをしていた
「おお!主殿!!共に修行でもせぬか?」
「汗かくには丁度いい部屋だなこれは。主ありがとよ」
「主、助けてくれ。俺もうやだよこの部屋」
「主、自分も獅子王殿と同意見です。さすがに自分でもついていけんのです」
マシンガンのように4人からドドドドと話しかけられ驚いた
いやまて、この部屋割り決めたの私じゃないぞ?
てか誰だこの部屋割りにしたのは
長谷部さんなわけないし光忠なわけでも一期さんも違うと思うし、まんばちゃんなんてもってのほかだろう
誰だ本気でこの部屋割りを決めたのは………
「と、とりあえず、部屋割りの件は検討しときますね………あと、そんなにやったら脱水症状になりそうなので、しっかり水分取ってください!これは命令です!」
「分かり申した!同田貫殿!次は懸垂をしようではないか」
「ああ、いいぜ」
「部屋割りの件早く頼むぜ!!」
「自分からもお願いしたい」
「……早急に善処します………先に他の部屋の見回りしてくるので夜にでも部屋割りの件話し合いましょう」
私はそう言い次の部屋へ向かった
いやなんだあの部屋
獅子王と蜻蛉切さんの苦労が伺えるけどこの前蜻蛉切さんも一緒に筋トレしてたよなぁ……
でも暖まるためのものをサウナ的な感覚でやってるよなあれ
そりゃついていけない気がするなぁ