第29章 寒いのはしんどいけど嬉しいこともある
歌仙さんと別れ次は粟田口の部屋へおじゃました
「お!大将じゃねーか!」
「わぁ!あるじさん来てくれたんですね」
「火を使いこなせてるか、心配で来ちゃいました」
「大将、それなら問題ない。五虎退の虎が危うく灰をひっくり返す所だったが、なんとか大丈夫だ」
薬研くんがそう言い、五虎退は涙目だった
「グスッ、ごめんなさい」
「五虎退は、怪我してないですか?虎くんも大丈夫ですか?」
「は、はい!」
「なら、良かったです………ここの部屋は一番広いので、特別に火鉢を二つにしてあるんですけど、上手く使ってくださいね。あとは、換気をしっかりすることと…「大将、俺がいるし厚もいるからそんな心配しなくていい」
薬研くんに遮られ過保護になりすぎたかな?と苦笑いをした
「じゃあ、ほかの部屋も行かないとならないので、任せました」
「主君、あとで一緒に温まりましょう!」
秋田くんに去り際にそう言われ、笑顔で返事をした
そして次は粟田口の鯰尾くんと骨喰くんと鳴狐と一期さんの部屋へと赴いた