• テキストサイズ

【遙かなる時空の中で】綾織音色

第2章 平和の都へ



知らないうちに白麒麟の顔は、穏やかに微笑んでいた。
白龍がゆっくりと浮上しだす。


〈白麒麟よ…。千尋に代わり、護るものを見つけよ…〉

〈白龍‥‥?〉

〈‥それが、新しい龍神の神子でも、別のものでも構わぬが…。間違えるな。忘れるな。
我が神子を護ることを…‥――――〉


そう呟くと、白龍は光が溢れる方へと消えていく。
白龍の言葉に多少戸惑っていると、また、遠くで一つ何か鳴った気がした。


























(‥…俺が護るもの…)




(………それは……もう…………)








/ 24ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp