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【BLEACH】チカラ

第5章 隠密機動



「ほぉ…このわしに瞬歩で張り合おうというわけか…面白いっ!着いてこい喜助!」



そう言うと夜一は瞬歩で華と蘭の後を追った



『ハァハァ…ッ』



蘭を脇に抱えて瞬歩でとにかく走る



「ねぇ!おねぇ…『喋ると舌噛むよ!』



はぁい」



それにしてもさっきの霊圧



桁違いだった



上には上がいるとは思っていたし
自分がまだまだ未熟だという自覚もあった



それでも…それでも……



「追いついたぞっ!!」



ザザァーッ



いきなり目の前に回り込んできたさっきの
女の人に驚いて立ち止まる



『嘘……』



力の差があることは分かってはいたが
こんなにすぐ追いつかれるとは思いもしなかった



「驚いたかっ!?驚いたじゃろ!!」



何故かとても楽しそうにしている女の人
に背を向けて去ろうとしたら



そこにはもうひとりの男の人がいた



「驚かせて申し訳ないっスけど
逃げないでくれると助かりまス」



『一体なんなんですか?!』



「ふむ、まずは自己紹介からじゃな!
わしは四楓院夜一!隠密機動第一部隊刑軍軍団長
兼、護廷十三隊の二番隊隊長じゃ!よろしくな!」



「アタシは浦原喜助、二番隊第三席やってまス」



『「護廷十三隊……隊長…」』



衝撃の事実に空いた口が塞がらない私と蘭



どうりであの霊圧のはずだと頭の中では
妙に冷静に分析していて



「話したいこと、聞きたいことがいっぱいあるんじゃ!ここではなんじゃから移動せんか?」



四楓院夜一と名乗ったその人の誘いに
戸惑いつつもコクンと頷いた






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