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【BLEACH】チカラ

第4章 新たなる




ーーー……………よ



……?



ーーー…………めよ



誰かの声?



ーーー…が…は……………



聞こえない……























































「起きてーーーーー!!!!」


『……っ!!』


「おはようっお姉ちゃん!もう朝だよ?」


『お…おはよう…らん……』


「目、覚めた?」


『うん……』


朝からあんな大声で叫ばれたら
誰だって目が覚めるよ、まったく!


おかげでさっき見た夢の内容も
忘れてしまった


どんな夢だったっけ


すごく大事な気がするんだけど……




「……ちゃんっ…お姉ちゃんっ!!」


『っ!…どうしたの?』


「もー…それはこっちのセリフだよ…お姉ちゃんこそボーッとしてどうしたの?」


『あぁ…あのね、さっき見た夢の内容が思い出せなくて考えてたの』


「夢?どんな夢だったの?」


『それが思い出せないから考えてるんでしょ?………………



あ、そうだ、誰かが喋ってるんだ…でもね、遠いの…声が』


「遠い?…」


『うん…だから、聞こえないの』


「ふーん……まあ、ただの夢でしょ?そんなに気にすることないって!さ、今日も1日頑張ろー!」


『うん………』


うーん…そんな感じでいいのかなぁ


「お姉ちゃーん!早く早くー!」


『今行くーー!!』


今日は蘭の勉強を見る約束してるんだったっけ


考えるのは後にしなきゃね


「えーっとね…今日はここからっ!」


『どれどれ…【死神の役割】』


「これってやっぱり大事な事じゃない?だから、お姉ちゃんから教わろうと思って」


『たしかに大事なことだね…分かった!じゃあ、説明するよ…死神は護廷十三隊に所属し、迷いし霊、ここでは整(プラス)のことを尸魂界に送ったり、現世を荒らす虚(ホロウ)いわゆる悪霊から現世を護るのが主な仕事。これは尸魂界と現世にある魂魄の量を均等に保つっていう重要な意味があるの。だから、死神はしばしば調整者とも呼ばれる。』


「調整者……」






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