第2章 1話
部屋に戻ったらほんとに私の物がほとんど無かった…とりあえず制服を脱いで部屋着に着替えてスマフォを開くと
そうだに話とこだけしとこ
報告だけしとこうと思いLINEしてみた
[ねぇーねぇー]
あ、既読ついた早いな
[なに?寝てたんだけど]
[あ、ごめん]
[で?]
[わし、結婚することになったわ]
[は?え?どいうこと?]
[こっちもよくわからん]
[とりあえずおめでと?]
[あざす]
[学校は?]
[わかんねー]
[まぁ、詳しくわかったらLINEちょうだい]
[ノート取っておいて♡♡♡♡]
[いいけど、ノート代取るからね]
[ウィッス]
結婚ねー…なんか自覚ねぇなー
どんな人だろー、よほど金持ってる人なんだろうなー
やべ、お風呂はいらなきゃ、ご飯も食べてないし、明日の支度もしなきゃー、やばい宿題もしてないやー…
そんなことを考えてたら
母「ご飯できたよー」
ママの声が聞こえてきた
今日はなんだろうな
ベットにスマフォを投げてリビングへ向かった
『あ、今日肉じゃが?美味しそうじゃん』
母「結構自信作よ」
椅子に座り、箸を手渡されると手を合わせて
『いただきまーす!』
と言って食べ始めた
母「はほんと昔から変わらないわよねー」
『そうかなー?』
母「うん、変わんない」
『へぇー』
ママと食事も毎日恒例、パパは仕事が忙しくて朝早く出ていって日付変わるギリギリに帰ってくるだから一緒に食事はあまりしたことがない
学校の話など色々な話をして食事を終わらせた
『まみー、先にお風呂入っちゃうね』
母「はーい」
お風呂に入って、30分くらいしたら上がる
で、部屋に戻って明日の準備だけして寝支度をする
いつもこうやって過ごしてたのが明日には変わるんだと思った、嫌だとか寂しいとか気持ちはない正直どんな人が相手なんだろうという好奇心のが勝っているから
さて、明日に備えて早く寝よう