第39章 歯磨き(AN)
肩に顎を乗せられ、
相葉さんの吐息が直接耳にかかる。
マジで、イッちゃう。
足をもじもじさせている俺に
気づいているのかいないのか
相葉さんは、
鏡越しにじっと俺を見つめると
「ねぇ、口開けて」
と言ってきた。
「は、なんでだよ」
「ちゃんと、磨けたか見てあげる。」
ね?と言いながら
耳を舐めてきた。
耳のふちを舐められ、
耳朶を吸われ
その刺激で
とうとうイッてしまった。
膝に力が入らなくて
崩れ落ちそうになるのを
洗面台にしがみついて抑える。
絶対、相葉さんも
俺がイッたことに、気づいてるはずなのに
何も言ってこない。
「ねぇ、和
口、開けて。」
耳元で囁かれて
イッたばかりの俺には
強すぎる刺激で。
言われたとおりに
口を開けた。
「もっと…」
口を開けると
相葉さんの指が、ゆっくりと入ってきた。
思わず、口を閉じそうになると
もう片方の手が
俺の股間をギュッと掴んできた。
「あっ、」
俺のパンツの中は
自分が出した精液でびちょびちょで
それと共に掴まれたから
下半身から
ぬちょ、という卑猥な音が聞こえた。
その間も、
相葉さんの指は、俺の口内を弄っていて。
そこからも
ぺちゃぺちゃという濡れた音が聞こえて
さらに
鏡に映っているその光景が
とにかくエロくて、
さっき出したばかりなのに
また中心が反応し始めた。
「口ん中弄られて、
また勃たせてんの…?変態」
「さっき、勝手にイッたよね
触ってもないのにね。
何がそんなに気持ちよかったの?」
「お前、涎出過ぎ…
見て、俺の指こんなんだよ」
「…ほら、もっかいイケよ」
「あぁ、っ」
相葉さんの言葉責めで
2回目の精を吐き出した。
そのまま座り込みそうになった俺を
相葉さんが無理矢理膝立ちにさせて
洗面台の縁に掴まった状態にさせると、
相葉さんは
俺のスウェットと下着を一気に下ろして
俺の唾液で濡れた指を
後ろに刺した。