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嵐内妄想②【気象系BL小説】

第39章 歯磨き(AN)





「にの、歯磨かないの?」

「ん、磨くよ」


と言いつつ、動くのが面倒で
ソファの上から降りられない。

歯磨きとか、お風呂とかって、
めんどくさい時ホントにめんどくさいんだよね。





「ほら、はい」

ひと足先に
歯磨きを終えた相葉さんが

俺の歯ブラシを持ってきてくれた。


「あー、ありがと」

それを受け取って、
とりあえず口に咥える。


「それじゃ磨いてることにならないよ」


「んー」


「にの、こっち向いて
俺がやってあげる。」


「はっ?いいよ
分かったよ、やるよ、やるから、あっ」


強引に
歯ブラシを奪われ

渋々相葉さんの方を向いた。


「はい、あーん、して」

にこにこしながら
俺を促す相葉さん。

なんなの、これ。

まじで。

謎に、すごい、恥ずかしいんだけど。



俺の顎を掴んで
軽く上に向かせるから

少しでも抵抗したくて

顎を掴んでる腕にしがみつく。





口の中を
歯ブラシが行ったり来たりする。

自分の意思とは関係なく。



歯を磨かれてるだけなのに


この状況が
そう感じさせるのか

変に気分が高まる。




「あっ、」


あー、なんか
変な声出た今、もう。ほんと。



「えっ、なに?」


知らねぇよ、
早く、もう、やめてよ、


なんか、色々考えて、想像して

下半身にも熱が集まる。

目に涙が溜まる。


「……ねぇ、歯磨いてるだけだよ?
どうしたの?、ココ」


膝で、中心を軽く押される。


「ぁあ」


どうしよう、イキそう。もう。




「ふふ、
はい、じゃあ、口ゆすぎに行こうか」


ゆっくりと、ソファから立たされる。


相葉さんが、腰に腕を廻して

手で足の付け根辺りを撫でてくるから

もう、

腰に力が入らなくて

思わず、声を上げそうになった、


けど、
口の中は、自分の唾液でいっぱいだから
それすら出来なくて。





なんとか、洗面所にたどり着いて

コップに水を入れて
口を濯ぐ。


すると、後ろで見ていた相葉さんが

腰を密着させるように
グッ、と近づいてきた。


後ろから押されたせいで

洗面台のところに
自分の反応しているモノが圧迫されて

思わずイキそうになるのを
我慢する。



「…んだよ」


「別に?」



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