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嵐内妄想②【気象系BL小説】

第38章 友達?(AN)





(※女性関係をにおわせる描写有ります)




















「ただいまーっと、…」


小さく呟きながら

玄関を開けると、

見慣れた、と言えば見慣れた靴があった。


はぁ…
来るなら連絡くらいしろっての。




考えてみれば、
この靴がこの家の玄関にあるのは
2週間ぶりとかなんじゃない?


という事は
靴の持ち主が来るのも久々なわけで。





靴下を脱いで
手を洗って





リビングに繋がるドアを開けると


つい数時間前にも見た猫背が
目に飛び込んできた。




「ねぇ、LINEくらいしてよ
つーか、さっきまで一緒だったんだから
直接言えばよかったじゃん!」


「家帰ってから急に思いついたんだもん」




「…もし俺がこれから女と約束あったら
どーすんだよ」



「え、あんの?」



「いや、ないけど」



「じゃあいーじゃん」



「そういうことじゃなくて!
…にの、彼女いるんじゃないの?
だから最近ここ来てなかったんだよね?」





「あー、
んー…
ほら、なんか……今日は
抱かれたい気分…だった、的な、ね?んふ」




「ほんと、、
適当なことばっか言ってんじゃねーよ
抱かれたことなんかないでしょ、俺に」



「え?そうだっけ?…
ていうか相葉さん、おなかすいたぁ…」




「いや、全然1人分しか買ってきてないけど」



さっきから
自分に都合のいいことばっか言って

ちょっとむかついたから
少しだけきつい言い方をしたら、



「そっか…
じゃあ、いいよ……」


って
こっちが悪者みたいな勢いで
見るからにしょんぼりするから



「ごめん、うそだって。
にのの分も作るよ」


「ほんと!やったぁ♡」




…うん、もう、、
はぁ、いいよ、、、。






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