• テキストサイズ

嵐内妄想②【気象系BL小説】

第10章 日常(AN)





二人の間に、隙間なんてないんじゃないかってくらい
くっついて座る。


相葉さんの汗の匂いと香水の匂いがして
その胸に顔を埋めたくなる。



「眠くなかっただけ。」



「そっか。
……じゃあ…俺、シャワー浴びてくるね
ロケですげー汗かいたし、早くビール飲みたいからさ!」



「うん…」





そう言うと、相葉さんは
繋いでいた俺の手と
頬と、
おでこに


ちゅ

とキスをして
行ってしまった。



相葉さんの唇が触れたところが、熱い。


そういうこと、平気でしちゃうんだもん。



…嫌じゃないけど。












暫くして、相葉さんがお風呂から出てきた。


ハーフパンツに、上半身裸の状態で。


30代になっても、相葉さんの身体は
引き締まってて
腹筋が割れてて
細くて

…かっこいい



無意識に
相葉さんを目で追ってしまっていた。


ビールとグラスを持って
俺の隣に座る。



「あー、!今日もお疲れ様だぁーー
ほら、にのもこれ持って、はい、乾杯」


コツン

と、グラス同士が音をたてる。


「今日ね!マナブのロケだったんだけどさぁ…」



相葉さんが話し始めた。
いつの間にか、俺の右手は
相葉さんの左手に包まれてて。



この時間が、幸せすぎて
思わず泣きそうになるのを堪える。


相葉さんの話に相槌をうちながら
徐ろに、相葉さんの肩に
頭を乗せてみる。



「ねむい?」


「ううん。それで?」




/ 163ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp