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嵐内妄想②【気象系BL小説】

第49章 何者?(AN)







「もういいよ」

足を引っ込めると、
今にも泣きそうなイキそうな顔で
俺を見上げる。



「…なに?」



下着とズボンを履いて
再び煙草に火をつけた。



「…ね、しようよ」

聞こえるか聞こえないかくらいの声で言いながら、

足首に引っかかっていたのを脱ぎ捨てて

俺の膝の上に乗って
抱きついてきた。

「ちょ、危ねぇよ」


にのを片手で支えながら
少し前のめりになって、
煙草を灰皿に押し付ける。




俺の肩に顔を埋めたまま
動かないから


にのと俺との間に手を入れて
にののソレを軽く握ると




「んアッあ」


仰け反って顔を上げて

そのままにのが俺の顔を見つめてきた。



…くっそ、ほんとに

んな可愛い顔で見つめられたら。












にのの体に腕を回し、
ゆっくりと立ち上がる。



「重っ」


にのは、俺の首に腕を回し
ギュッとしがみついてる。



そのままゆっくりと
寝室に向かった。










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