第14章 衝動(R18:花巻貴大)
ガラス細工でも触ってんのか、ってくらい丁寧に彼女の服を脱がしていく。
すると、柔肌を晒した絢香は「私もしてあげたい」とこぼして俺のベルトに手をかけた。
寛げられる前張り。
曝かれた一物はすでに熱を帯びており、反りかえらんばかりに質量を増している。
「……わ、あ、大っきい」
感嘆と、驚きと。
絢香は初めて見る俺自身をしげしげと眺めて、それからおもむろに尖端に触れた。
ちょん、と指で突かれて。
ふにっ、と先を摘まれる。
「っおい、遊、ぶな」
情けなくもヒクつく腰。
俺の膝あたりに乗っかってる彼女を言葉で制して、制したつもりだったのだが、絢香は俺のお話など聞いちゃいなかった。
「ちょ、やめ、〜〜……っ!」
淡く色付いた先端がカウパー液を纏い、彼女の手中でぬるぬると弄ばれる。