第2章 嗚呼、愛しのバーレスク!(R18:影山飛雄)
シルバーのバックルが付いたベルトを外して、彼の前を寛げる。露出したそれは硬く、黒のボクサーパンツをいやらしい形に膨れさせていた。
匂いは、ない。
清潔にしてるのかな。ちょっと好感触。職業柄、こういうシーンで苦い経験はたくさんしているので……って、汚いお話はやめておこう。
「…………っ」
苦しくなった下着から解放されると、男根が剥き出しにされた恥ずかしさからか、彼はバツの悪そうな顔をする。
その羞恥に駆られた顔。
たまらなくゾクゾクするの。
背けようとする顔を正面に向き直させて、私は「ちゃんと見て、ほら、すごく硬い」と囁いた。
「う、ぁ……っ」
裏筋からカリ首、桃色に膨れた先端までを一気に舐めあげる。ぷく、と滲みでる透明の滴。
我慢汁で濡れたそこを、今度は唇で包みこんでいく。口内に含めるところまで含んで、それからゆっくりと引き抜いて、その繰り返し。
腰をこわばらせる彼。
陰茎がドクンと脈打って、一段とその硬度を増していく。