第2章 武田信玄 本編応援キャンペーン「彼の心を狙いうち」
「信玄・・・様っ あっ んん!! 信・・・ッ」
必死にしがみつくなおを抱き締め、腰を擦り付けるように何度も揺らし、
信玄「・・・ッ なおっ っ!!!」
限界まで張り詰めた信玄のものから、生温かな白濁が勢いよく放たれる。
なおの中で脈打ちながら、何度も吐き出し、全てを注ぎ込む。
「信、玄・・・さ ま・・・ぁ」
紅潮したなおの頬を、一筋の涙が伝った。
信玄(あぁ、俺はなぜ・・・)
何故闇だと思ったのか。
この腕に抱き、貪り、高まった時に見えたのは、闇ではなく光だった。
目が眩むほどの温かさが、自分の全てを満たしていくような感覚。
呼吸を整えながら、腕の中で熱く火照るなおの耳元で囁く。
信玄「やはり君は、天女だったな」
なおの前髪を優しく払い、顔を覗き込むと、
信玄「手を離したら、きっと君は元の世界に戻ってしまう。だから、俺が奪う。 君の心も、身体も、全て」
甘く囁くその声は、最後は吐息となって、なおの唇に注がれた。