• テキストサイズ

【イケメン戦国】sequels<R18>

第4章 佐助 二人の恋心「特別ストーリー」


佐助「なおさんといると、体中が温かくなるんだ」


華奢な肩に手をかけ、体をくるりと反転させると、視線を彷徨わせるなおを見下ろす。


佐助「現代人仲間として君を支えようと・・・どんな時でも君の助けになれる位、強くなりたかった」

「う、うん・・・」


そっと見上げると、いつにも増して真剣な佐助の表情。

眩暈がする程、なおの胸が・・・


佐助「君の力になれるよう、全力で修行に励んだ。その時俺の脳内ではエンドルフィンが分泌されて」


「・・・ん?」

佐助「更に、君のとても可愛らしく健気な姿・・・この逆境に立ち向かおうとする強さに、扁桃体が興奮し、A-10神経からドーパミンが流れ・・・」

「さ、佐助君っ」


なおの手が、肩に置かれていた佐助の手を取る。



「ちょっと、言ってることはよくわからないんだけど・・・」


困ったような笑みを見せ、そっと指を絡めるように手を繋ぐ。


「でも、あの・・・。 そういう所も含めて、私は佐助君の事、いいなって思うよ」


頬を染め、そっと告げた。


佐助「なおさん・・・」


繋がれた手を引き、なおの体をすっぽりと抱き締めた。


佐助「要するに、なおさんの事が好きだって言いたかった」


腕の中のなおは温かく、触れ合う部分以上に、心でそれを強く感じる。


「ドキドキするね。それに、こうしているとあったかい」



胸をそっと離し、なおの顔を覗き込むと、


佐助「もっと温かくなろう」


顔をゆっくりと近付け、傾ける。


「佐す・・・っ」

佐助「・・・」


柔らかななおの唇に、佐助の唇が優しく触れた。


佐助「なおさん・・・」


角度を変え、何度もキスをしながら、そっとなおの髪に指を差し入れる。


佐助「好きだ」


うなじを引き寄せ、今度は深く唇を重ねる。

僅かに呼吸を乱したなおの唇が薄く開くと、すかさず佐助の舌が入り込んだ。


「んぅ・・・っ!」


口内をまさぐられ、絡む舌同士がくちゅりと音を立てる。

あまりの緊張と興奮に、目の前が段々と白く・・・


佐助「なおさんっ」


膝から崩れ落ちそうになるなおの体を、佐助が咄嗟に抱き留めた。

/ 31ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp