第2章 武田信玄 本編応援キャンペーン「彼の心を狙いうち」
信玄「なお・・・」
身体の下で、甘い声を零しながら揺れるなお。
欲を満たしながらも、闇が迫るような感覚を振り払う。
憎むべき宿敵をこの手で討ち取ること。
生きる意味はそれだけで、叶えば他には何も望まない。
この身体も、・・・命も。
戯れで甘い言葉を囁き女を翻弄することに、何の意味もなかった。
なおに会うまでは。
会うたびに惹かれていくことが怖く、気付かないふりをした。
認めてしまえばいつかそれは未練となり、俺は暗く深い闇に堕ちてしまう。死への恐怖という暗闇に。
「信玄様・・・っ あぁっ」
温かく濡れた場所に、ゆっくりと身を沈める。
なおの腰を掴んで、その一番奥を求めて、深く。
信玄「なお・・・ っ」
唇を合わせ、口の中を舌で満たす。
信玄のうなじに指を這わせながら、必死に応えるなおが愛らしく、堪らず腰を動かした。
「あぁ ん!!! ゃ・・・ あっ」
肌のぶつかり合う音、隙間から溢れ滴る蜜、艶めかしく揺れるなおの声。
もっと欲しくて、夢中で突き上げた。
信玄「・・・なお」
上半身を起こすと、合わさった部分に指を伸ばし、膨らんだなおの蕾を指でくりくりと刺激する。
「っっ ああぁ!!」
指の腹で可愛がりながらも、信玄の硬く太いものがなおの中をぐちゅぐちゅと掻き回す。
信玄を見るなおの目が、涙で揺れていた。
今にも果ててしまいそうな、それを必死でこらえているような表情に、堪らず信玄の手が伸ばされる。
なおの腕を掴み、上半身を強引に引き寄せ、その細い身体を抱き締めた。
「っ!! ああぁっ!」
信玄に跨り、必死にしがみつくなおを何度も下から突き上げる。
目の前で揺れる胸がより信玄の興奮を掻き立てた。
片腕でなおの腰を支えながら、もう片方の手は、
「んっ・・・ はぁ は あッ!!」
胸に優しく触れながら、その先を舌で弾き、口に含む。
ぎゅうぎゅうと締め付けてくるなおに、信玄も徐々に自制が効かなくなり、
「なお・・・っ はっ ぁっ」
夢中で腰を動かした。