第6章 青峰大輝【R18】
翌日、日直の仕事で図書室へ
行くのが遅れた。
図書室へ入ると、カウンターに青峰くん。
よく見ると……
手には私の読んでいる本────!!!
「ちょっ!? 青峰くん!! 何読んでんの!!??」
「図書室は静かにする所……だろ?」
「っ………………」
ニヤリと、怪しく歪む口元。
開かれたページには
男女が裸でシている挿絵……。
サイアクだ……。
「お前、毎日こんなの読みながら仕事してんのかよ……?」
「こ、これは……たまたま……」
「ふぅーん……」
青峰くんがカウンターに
本を奥のとほぼ同時に
奥のドアが開き、数名の生徒が入ってきた。
「バレんなよ……?」
「えっ!? ちょっ、青峰くん??」
青峰くんは何を考えて居るのか
カウンターの足元へと隠れた。