第6章 青峰大輝【R18】
「コレだよ!」
「ぇっ…………」
表紙には秘部を手で隠している女性。
内容は……まぁ、そういう奴。
いわゆる、高校生が買えないような雑誌。
「ごめん、青峰くん……さすがにコレは無理……」
「はぁ? なんでだよ? 頼めば大丈夫って言ったじゃねーか!」
「これ、18禁てやつでしょ……? 高校生は読んじゃいけないから18禁なんだよ? わかる?」
青峰くんは納得してない様子。
ガラガラっとドアの開く音がしたので
そちらに注目すると返却の生徒。
「私は仕事に戻るから」
そう言い残し
カウンターへと戻った。