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【黒バス】短編集-R18-

第5章 紫原 敦




 その夜、ストックしてあったまいう棒を切らした俺は、コンビニまで買い物に行くことにした。


「あ~、めんどくさっ……」



 ブツブツと言いながらも、足は公園の方へ向かっていた。


「もう帰ってるに決まってるし、無駄に遠回りだし……」




 もう、何時間も経っているのに、アイツは俺が通った時のまま、ベンチに座っていた。




「何してんの……」
「……」


 いつもはすぐに返事が来るのに、今日は何か変だ。


「ねぇってば!!」
「!!?」

 肩をゆすって、やっと反応があった。

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