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【黒バス】短編集-R18-
第5章 紫原 敦
今日は一日雨で、いつにも増してダルかった。
室ちんはインハイ前で居残り練してくって言ってたけど、俺はそんなめんどくさい事しなくても十分強い。
だから今日は一人で帰っていた。
家の近くの公園で、傘も差さずにベンチに座ってるアイツを見つけた。
しばらく見てたけど、全然動かなかったから、俺はそのまま帰った。
「俺には関係ないもん……」
まいう棒の味がいつもと違うような気がした。
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