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【黒バス】短編集-R18-

第5章 紫原 敦




「そんなとこで何してんの、邪魔なんだけど……」


 購買で買ってきたポテチを食べながら、ベンチに座る彼女を見つけた。

 なんか落ち込んでるみたいで……ウザい。


「邪魔って……ベンチならいっぱいあるじゃん?」
「俺はそこに座りたい気分なの、だからアンタがどっか行ってよ」
「はぁ……。わかったよ。わかりましたよ!! どうせ私は邪魔者ですよ~だ」


 そう言って彼女はすぐ隣のベンチに移動した。
 別にそこに座る気はなかったけど、二つ目のポテチの袋を破りながら腰を下ろした。

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