第2章 火神大我【R18】
今までに何度もその行為はしてきているとはいえ、誰が来るかもわからないこんな所で本番を始めるなんて……興奮しない訳がない。
私は火神さんの挿入と共に軽く果てた。
いつも以上に感じやすくなってるとはいえ、挿入されただけでイッてしまうほど自分が変態だったとは思わなかった。
それでも湧き上がる性欲はおさまる所を知らない。
覆い被さるようになっている火神さんにしがみ付き、貪るように彼の唇を奪う。
最初は驚くような表情を見せたものの、彼もまた獣のように腰を打ち付けてくる。
教室中に二人の乱れた呼吸と厭らしい音が響き渡る。
「はぁ、はぁ、火神さん……もっと、キテっ、ふぁっ!!」
「はぁ……、千穂、今日のお前、いつもより……キツいっ」
二人とも快感に溺れ、ここが学校である事を忘れていた。