第2章 いつまでも君を...
どうしよう、自分が怖い。
ラビを自身の手でなくしてしまいそうで。
ラ「最後くらい、願いを聞いてやるさ。」
私「...ありがとう。」
ふっとラビが笑ったのが分かった。
私「......なにも抵抗しないで。」
ラ「?そんなんでいいんさ?」
私「うん、愛してるよ。永遠に。」
ラ「アリスっ!」
驚くラビを無視して心臓にイノセンスを、突き刺した。
ラビの口から血が出る。
ラ「アリス...オレも、あ...いし...てるさ............」
とんと肩を押されイノセンスが心臓から抜ける。
ラビと距離が離れ、力なく横になるラビ。
胸の上下はなくなり、それはラビが死んだ事を意味していた。