第9章 もどかしい距離は...
神田「ぜってー、離さないから」
強く強く抱きしめられ私もそれに応える
そこでふと疑問が浮かんだ
私「ねぇ、リナリーは...」
神田「...振った」
私「やっぱり告白されたんだね...」
神田「リナは幼馴染みだけど、
恋愛感情とかでみたことないし、
みれないって言った」
その後、少し苦い顔をしてたから
きっと泣かれちゃったんだろうなと思う
私「そっか...」
神田「つか、お前もなんで兎といるんだよ」
私「...相談」
神田「なんのだよ」
私「ユウのこと好きって再確認」
私は恥ずかしくなって顔を伏せた
神田「まぁ、今はもう俺のもん
だからいいけど、あんまり仲良くするなよ」
私「そっちこそ」
私たちは顔を合わせて笑った
茜色の空が私たちを見守っていた
END