第9章 もどかしい距離は...
私「2人ともなにしてんの?」
涙を浮かべるほど笑う私に
2人は目をぱちくりさせていた
ラビ「いつからいた?」
私「え?ユウがラビを殴り終えたとこから」
私は軽くラビを睨みながら言った
ラビは少し怖気付いてる
ユウは息を吐いて私の所へやってきた
私「ユウ?...ユウこそどうした...んっ!」
ユウの様子がおかしかったから
手を伸ばした
けど、その手はユウ捕まれて
空いてるユウの手で顎を持たれて
キス...された
けど、昨日のラビみたいに無理やり
深いものをするんじゃなくて
触れるだけのキス
それでも、驚きは隠せなかった
私「ユ、ユウ...?」
至近距離で見つめられて動けない
まるで時が止まったようだった