第9章 もどかしい距離は...
神田「てめぇ、ふざけんなよ!!!」
人気のない渡り廊下でユウの声が響いた
続いて殴るような音
私は嫌な予感がして急いで角を曲がった
そこで見たものは
ラビを殴ったユウの姿だった
ラビ「チッ、なんなんさ。急に...」
神田「あぁ?てめぇふざけんじゃねぇぞ」
2人は私に気付いてないようで
会話を続けている
私はその場に呆然と立ち尽くした
だってユウが...
神田「俺がアイツを好きだって知って、
昨日あんなことしたのかよ!」
それだけの言葉だったけど、
なんとなく察してしたしまった
自分勝手な解釈
ユウが【私】を好きかもしれない
身勝手な解釈に笑いが込み上げてきた
私「ふふっ、はははっ!」
急に笑い声がして2人はとても驚いてた
まぁ、いた人が私って方に
驚いてた気がしたけど