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D.gray-man短編集

第7章 雪の日に必要なのは?


アレン「どこに行くんですか?まったく。」


私「むぅ〜、アレンがなかなか来ないから帰ろうとした。」


アレン「こんな寒い中雪に埋れてるから寒いんですよ。」


私「なんで知ってるの?」


アレン「背中に雪、たくさんついてますから。」


うわ〜、恥ずかしい...


アレンも笑ってないで取ってくれたらいいのにな〜。


と、思いつつ私は背中を払った。


私「あ、アレン。」


アレン「はい?なんでしょう?」


私「マフラーありがとう!あったかいよ!」


アレン「僕は寒いですけど。」


私「う、ごめん。」


アレン「まぁ、いいですよ。帰りましょう?」


私「うん!」


アレンの隣に並んで歩く。


アレンは私の歩幅に合わせてゆっくり歩いてくれてる。


アレン「アリス、手出してください。」


私「?いいよ〜。」


私は両手を差し出した。


アレン「右だけで、いいです。」


私「分かった〜。」


私が右手を差し出せば手袋がはめられた。


アレン「で、今度は左です。」


私は右を下ろして左を差し出した。


すると手袋のしてないアレンの右手が繋がれる。


アレン「これで寒くないでしょう?」


私「ありがとう!アレン大好き!」


アレン「僕もですよ。」


この後2人は仲良く帰りましたとさ。



アレンEND
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