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D.gray-man短編集
第4章 木の上の君
私「分かったよ。さ、教室へ戻るぞ。」
立ち上がりさっさと歩く。
アレンは立ち止まったままだ。
私はアレンを呼ぼうとした。
けど、風に乗って聞こえた言葉に言葉を発せなかった。
アレン(僕が好きなのはアリスですよ...)
私「気のせいだよね...」
私はその言葉に気づかないふりをして歩いた。
アレンが寂しそうに見ていることも知らずに...
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