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それが宿命〈さだめ〉なら【進撃の巨人】

第1章 少女を変えたもの


わたしはそっと目を閉じた。


神様。
どうか、お母さんとお父さんを助けてください。

巨人が摘まんでいた手を離した。

わたしはこいつに食われて死んでしまうんだ。
お母さん、お父さん、さようなら。


覚悟を決めたのと同時に、何かに腹を抱き抱えられた。

『うっ····』

苦しくなって、声が漏れる。

ゆっくりと目を開けた時には、わたしはもう地面に下ろされていた。

救ってくれたのは、女性の兵士だった。
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