• テキストサイズ

それが宿命〈さだめ〉なら【進撃の巨人】

第1章 少女を変えたもの


刃は折れてしまい、使い物にならない。


殺したけど、家族は帰ってこない。
やつに食われた事実は変わらない。

急に全身の力が抜けた。

『結局····わたしだけが生き残った』

わたしが3人を見殺しにしたんだ。
何も出来ずにただ見ていただけ。


わたしの周りに他の巨人が集まってきた。


もう、無理だ。



わたしはそっと目を閉じた。


すっと一筋の涙が頬を伝っていった。
/ 46ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp