• テキストサイズ

それが宿命〈さだめ〉なら【進撃の巨人】

第1章 少女を変えたもの


「なあ、おい。お前は死にたいのか?」

『え·····?』

目を開けるとそこには男の兵士が立っていた。

「お前は死にたいのかと聞いている」

『死にたいわけではないけど、生きる希望を無くした。それだけ』

巨人が迫ってきた。

「あそこに倒れているアレはお前がヤったのか?」

『ただの復讐』

「お前はやつらを全部殺したいと思わないか?あいつらが憎くないか?」

『殺したい。憎い』

「なら、生きろ。そして、調査兵団に入ってこい」


それから5年。

わたしはやつらに復讐するために訓練にも耐え抜いてきた。

そしてわたしは訓練成績上位10名に選ばれ、"例外"の首席に選ばれた。
"例外"というのは、わたし以外に首席がもうひとりいるからだ。
彼女の名は、ミカサ・アッカーマン。

そして、わたしは憲兵団の誘いを断り、調査兵団に希望した。
そして、彼女、ミカサ・アッカーマンも。
/ 46ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp