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それが宿命〈さだめ〉なら【進撃の巨人】

第1章 少女を変えたもの


『お父さんっ!だめっ!』

そう言ってももう届かなかった。

お父さんはやつの足を落ちていた棒で叩いた。
そして、やつはお父さんを握りつぶして口に放り込んだ。

『やめてえええっ!』

やつはそのまま、掻き分けた瓦礫の中からお母さんを手で掴みとる。
そして必死に反抗するお母さんを握りつぶした。


『いやあああああああ――――·····!』




わたしは屋根を飛び降りて、無我夢中で憎きやつがいる場所まで走った。
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