第9章 悪戯は程々にね【一松】
「耳悪戯しただけで感じる
なんて可愛いとこあるじゃん。」
次に大きくて長太い指先で
背中をなぞられる
「いーーーーん?!」
「反応凄・・・もっとする」
「も・・・や・・・だぁ・・・お願い・・・」
「ねぇ。これ悪戯だと
いうこと忘れてないよな?
それ逆効果だよーーー継続」
もうすっかり私の体は
クタクタになってしまっていた
一松の体に体重をかけていると
「随分頑張って耐えれたよな。
合格にしといてあげるよ。」
「約束だよ。消してくれるよね?」
「良いよ。音奈の
期待に答えて消してあげるーーー」
そういって
何やら打ち込んで、
音が鳴った後
また作業を開始し
音が鳴る
「はい消したよ?これで
いいよな・・・」
良かった・・・カラ松君にばれなくて良かったよーーー
「ありがとう。私もう帰る、ねーー」
「ーーーー帰さないよ」