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【鬼灯の冷徹】ダイアード災厄

第2章 最悪な目覚め


「次は、お前の番だな」

金棒を握りなおして鬼がこちらに目を向けた。

「ひっ・・・嫌、嫌、やめて・・・」

必死に懇願するもうまく声にならない。
それどころか足が竦んで立ち上がることもできない。

「でもお前、何で生前の服着てるんだ?変な奴。まぁ、いいか。」
鬼はぶつぶつ独りごちながら金棒を握り直す。


恐い、嫌、夢なら早く覚めて!
誰か助けて!!!



私は目を閉じただその時を待つしか出来なかった。




その時。




「そこで何をしているんですか」


低く通る声がその場の時間を止めた。
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