• テキストサイズ

[名探偵コナン]マティーニにお砂糖を

第26章 温泉旅行/安室


旅館に戻ると心配そうな顔をした支配人に出迎えられた。
男性は無事です、と伝えると彼も胸を撫で下ろしたようだった。

お夕飯をお出ししましょうか、と言われたのだが時計を見ると既に朝の5時。
朝食まで我慢します、と断って部屋へ戻った。




◻︎




部屋に入るなりぐっと伸びをした。
安心したらドッと疲れが押し寄せてきた。
それは安室さんも同じようで欠伸を噛み殺している。
その様子を見て声をかけた。

「少し寝ませんか?」
「ええ、少しだけでも仮眠を取った方が良さそうですね。」
「朝食が7時から9時ですから、8時までは寝れますね。アラームかけましょう。流石に今日は起きれる自信ないです。」
「おや、朝風呂はいいんですか?」
「諦めます。また今度ゆっくり来ますよ。」
「その時も是非誘ってください。」
「もちろん。」

布団に潜りながらの会話。
安室さんのおやすみなさい、という声が聞こえた気がしたが、返事をする前に瞼が下りてしまった。
/ 239ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp