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恋模様~黒バス・・・i7、うた☆プリ【短編集】

第1章 [うた☆プリ]ヒミツの恋★来栖翔★




「ん?なんだ?」

「これ、チョコ。」

「お、おう!ありがとな!」
不意にこの2人だけの空間に緊張が走った。


「私ね、」
「俺は、」

2人の声が重なる

「あははっ」
恥ずかしさを隠す為に、精一杯の笑顔で笑う

「なぁ、俺から言ってもいい?」

「うん。いいよ」
いつになく真剣な表情の翔ちゃん...

何だろう...

「俺、に隠してた事があるんだ...」

───?!

まさか好きな人でも出来たのかな?...

「...なに?」
恐る恐る聞くと

「お前にずっと言えなかった。昔からの関係が壊れると思って...怖かったんだ。俺らしくないよな?
でももう、いい加減言うよ...」

「俺、が好きなんだ。」

うそ...。夢みたい...。

「翔ちゃん...。」
嬉しくて涙が出た。

「何だよ?!何で泣くんだよ!?」
駆け寄って来てくれた

「、どうした?そんなに嫌だったか?」

「ううん。違うよ翔ちゃん...
私嬉しくて泣いてるんだよ?..」

「う、嬉しくて...?
って事は......。も俺が好きって事でいいのか?!まじかよっ!!」
そのまま抱きしめてくれた翔ちゃん

「私も大好きなんだ、翔ちゃんの事。」
今までの大切な想いを込めて言った。

「...なぁ、俺今すげぇ変な顔してるかも。」

「大丈夫、私も顔くしゃくしゃだからね♪」

抱きしめ合いながら2人で笑った

「ねぇ、チョコ食べよっか」

「おう!そうだな!」

まだ翔ちゃんとくっついていたかったけど、
これ以上くっついていたら、心臓がもたないと思った。

それからチョコを食べ始め、
1人じゃ全部食べられないと、私にもチョコをくれた。

「、口にチョコついてるぞ?」

「ん?どこ?...ここ?...」

「あぁもう、違う違う!!ココ...」
翔ちゃんの顔が近づく...

そして初めてのキスをした。

「はは...可愛いな、は。」
恥ずかしそうな顔をして、私の頭をポンポンとした...

そのままもう一度唇が重なる

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