第1章 [うた☆プリ]ヒミツの恋★来栖翔★
「ん...。」
すぐに離された唇
「...の唇、柔らかいんだな。」
私の王子様が、恋人になった。
それは夢の様なお話...
これからもずっと、私の大切な人。
「...翔ちゃん、もう一回...キス、したい。」
俯きながら言った
もっと翔ちゃんに触れていて欲しい...。
「相変わらずわがままだな、お前は。
ほら、もっとこっち来いよ。」
翔ちゃんがすごく大人に見える。
自分でもう一度して欲しいと言ったくせに、緊張で身体はガチガチだった...
「うん。」
翔ちゃんのすぐ隣に座り、
肩が触れ合った。
私はまだ俯いたままで、翔ちゃんの顔が見れない
「おーい、ー?」
私の顔を覗こ着込むように呼ぶ
「...何だか恥ずかしいね。」
チラッと一瞬目を合わせた瞬間
「んっ...」
片手で私の肩を抱き、強引にキスをした
「んん...」
それは長く溶けるようなキスだった。
「...。ずっと一緒にいような。」
アイドルの翔ちゃんとの恋。
それは誰にもヒミツの恋...
end