• テキストサイズ

恋模様~黒バス・・・i7、うた☆プリ【短編集】

第6章 [黒子のバスケ]出会いは突然*★青峰大輝★





「ふざけんなよ!サボってんのにわざわざ行くバカいるかよ!!」


「ダメだよ!!」


そう言ってオレの腕を勢い良く掴むと、引っ張る様にして更に体育館の方へと連れて行こうとする

無理矢理振りはらっても構わないはずなのに
なぜかそうしないオレもバカなのかも知れない


「あ!大ちゃんっ!!」


「げっ…さつき」


「えーっとぉ、こちらの子は?」


「いや、なんつーか別に知り合いっつーの?」

そうオレが答えた時、さつきの後ろから
こうゆう時に会うと一番めんどくさい人が歩いてくるのが見えた


“今吉翔一”


「おぉ!やないかい、お前なにしとんの」


うそだろ?知り合いかよ


「お兄ちゃん!」



──『おにいちゃん?!』──



さつきと同時に声を荒らげた


「いやいや、お兄ちゃん言うてもアレやで?ほんまの兄貴ちゃう、まぁ青峰と桃井みたいなもんや」


「はぁ…」

納得した様子のさつき
ツッコミ所満載なのは後でコイツに聞くとして…


「で、と青峰が何で一緒におんねん」


「ほら、前にお兄ちゃんの試合見に行ったじゃん?!その時なんだけど、私この青峰大輝くんに一目惚れしちゃったんだよね」


おいおい、何言ってんだコイツ…
この状況で言うとかありえねぇだろ普通


「えっ!ウソ本当?!青峰くんてばモテモテ~」


「モテモテっちゅうかなんちゅうかのぉ。恋愛なんかするタイプやないと思っとったんやけど、まさか青峰とはなぁ」


「じゃぁ自己紹介しなきゃ、初めまして!桃井さつきです!えっと~名前はさんだっけ?よろしくね♪」


「あ、どうも!こちらこそよろしくお願いします」


「ほな練習戻るで、青峰もせっかくやから部活出ろ!!待っとるで~」


「ちっ…、こうなるから嫌だったんだよ」


「あら?まんざらでも無いくせに、素直じゃないんだから」


「おい、だっけか?お前誰に向かって口き─」


「青峰くん!!それ以上さんに冷たくしたら怒るからね!!隠してるマイちゃんの写真集ぜーんぶ燃やしちゃうんだから!」


「オイさつき!!ちょっと待て!」


「あら~、行っちゃったね…」


何なんだよこの展開
今日の占いオレ最下位なんじゃねぇのか?

って緑間かよオレは…




/ 35ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp