第6章 せめて…
身体に熱が回り出し、変な気持ちになってくる。
どうしよう……こんなこと、いけないことなのに……
カラ松くん……っ
トド松「……息、あがってきたね。その気になってきた?」
「いやぁ……いやっ……ぁ」
いやいやをするように首を振る。
トド松「でも、ここ、こんなに濡れてるよ?」
トド松くんは、スカートの中に滑り込ませた手で、ショーツの上から秘部に触れた。
その瞬間感じる、ぐしょり、という湿り気。
「あぁ…あ……やだぁ……」
トド松「身体は正直だね。ほんとはもっと触ってほしいんでしょ?」
ショーツを膝から抜かれて、指でぐりぐりと蜜壷を刺激される。
最初はそこを刺激されても変な感じしかしなかったのに……
指を入れられた瞬間、びりっという快感が身体をつらぬいた。
「ああッあ…!!」
トド松「……いいとこ擦っちゃった?」
「いやあッ……ああッん」
トド松「指だけじゃ物足りないでしょ? 僕のこれ、挿れてあげるよ」
トド松くんは、コートとマフラーを取り払うと、ベルトをはずしてズボンを太もものあたりまで引き下ろした。
そして、取り出した自身を濡れたわたしのそこにあてがい……
トド松「……ちゃん、つかまってて」
わたしは、言われるままにトド松くんの背中に腕を回すしかなかった。