第6章 せめて…
…わたしには、カラ松くんがいる。
カラ松くんだけが好きで、カラ松くんが大切で……
トド松「……ちゃん」
トド松くんは、わたしの名前を呼んだ。
切なくて、儚くて、今にも消えてしまいそうな声で。
その声に、わたしは嫌だと言えなくなってしまった。
わたしの無言をどういう意味にとったのか、トド松くんは、わたしのコートのボタンをはずし、ブレザーの中へと手を入れた。
「……っ!」
トド松「ちゃん……あったかいね」
「そ、そんな……」
トド松「少し寒いかもしれないけど、我慢して?」
トド松くんは、ゆっくりとわたしのコートを脱がせ、ブレザーのボタンをはずした。
そして、ブレザーも脱がせると、ブラウスのボタンを上からひとつずつはずし始めた。
「と、とどまつくん……っ、」
トド松「ちゃんのここ、すごく柔らかい…」
トド松くんは、わたしの胸をブラジャーの上から優しく揉みながら、わたしの耳へと吐息のような声を囁いた。
「や、やっぱりダメだよ……こんなの…」
トド松「……ここまで来てそんなこと言われても、もうやめられない」
トド松くんの手が、ブラジャーを胸の上へと押し上げる。
トド松「……ちゃんのおっぱい、ブラに押されてすごくエッチになってる」
「そんなこと…言わないで……っ」
トド松「それに、ここも」
ちゅ、と突起に口づけられて、びくっと身体がはねた。
「あ……っ」
トド松「かーわいい♡ その声、もっと聞かせてよ」
「いやっ……だめっ……あああッん!」
きつく乳首を吸われて、身体が大きく反り返る。
「ふあッ……トド松くんッ……あああッッ」